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黒田歯科医院 |
〒595-0065
大阪府泉大津市若宮町6-3
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電話: |
0725-32-3752 |
FAX: |
0725-32-3912 |
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診療時間: |
月・火・水・木・金・土 |
9:00〜12:00
14:00〜19:30
(土)9:00〜12:00 |
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笑ルーム・トピックス2011・vol.5
今月は外傷歯の診断と治療に関るお話にします
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新緑の季節わたし個人では1年で最も大好きな季節であります。芽吹いて元気いっぱいのこの季節。またゴールデンウィークあり、この後に続く梅雨までの約一ヶ月はエアコンの要らない素晴らしい日本の初夏を楽しみたいですね!
さて、この時期、特に学童期の「打撲による天然歯の外傷」で来院される事がある。
医療側は勿論、受傷者側にも外傷歯の分類と対処方法を知っておいてほしいと思います。
多くの場合、出血(特に口腔付近は出血が多い)を伴いますので慣れない方は不安と恐怖で慌ててしまいますが、そこは、落ち着いて・・・
初めに対応をされる方は清潔な状態を保つように止血に努めてください。
次に、口腔内特に歯が外傷を受けているならば、歯が掛けていないか?、形が変わっていないか?など出きるだけ破片などを集めて清潔な状態で乾燥させないで、保存液、または牛乳
に入れて、それも出来なければ本人の唇と歯茎の間に入れて出来るだけ早い時間内に
外傷を扱ってくれる歯科医院を見つけてください。・・時間が勝負です!!!
では外傷の種類を整理しておきましょう。
@ 破折性の外傷
・エナメル質の亀裂
・歯冠破折
・歯冠ー歯根破折
・歯根破折
A脱臼性の外傷
・震盪・亜脱臼
・挺出性脱臼
・側方性脱臼
・離脱
・埋入
以上が、歯の外傷の分類ですが・・・これに伴い歯槽骨骨折が合併症として
有る場合はその種類と分類も併せ持って対処する必要があります。
以下にイラストで前歯の断面図を参考にして下さい。
クインテッセンス出版
「外傷歯の診断と治療」(増補新版)
月星光博 先生 著 より
対応処置の目的として、まず歯牙の形態修復と歯髄(歯の神経)の保存を最優先に考えて
下さい。多くは最初の対応で歯の寿命が決まると言ってもよいでしょう。
次回からは各症状に合った治療法を説明したいと思います。
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黒田歯科医院 院長
黒田収平
院長あとがき
わたくし自身、大学の空手道部の組み手試合で、上の前歯の「エナメル質亀裂」
を経験しております。軽い振盪を記憶していますが、その後何もなく
今では亀裂は残っていますが、エナメル質の再石灰化によって問題なく
生活しております。クラブの仲間の脱臼や歯冠破折等色々と見てきましたが
幸い、歯科大学だったので今ではみんな無事に・・・・・
その頃はマウスピースの義務がルールでなかった時代です。
拳にほんの少しサポーターを付けただけの殆ど素手の状態でした。
今考えるとよくやってましたね;^^:
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